日本映画初主演チャンソン(2PM)×大野いと、映画「忘れ雪」囲み会見レポート!

日本映画初出演となる2PMのチャンソンが初主演を務める映画「忘れ雪」の撮影が、3月14日から都内でクランクインし、クランクアップ予定の22日の撮影の合間に、囲み会見が行われた。

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この映画は、「純愛三部作」累計70万部のベストセラー、新堂冬樹原作の純愛小説「忘れ雪」(角川書店)の実写化の作品。主演には、アジアNo.1野獣アイドルと呼ばれる韓国出身グループ2PMのメンバーとして日本でも人気のチャンソンと、原作者・新堂冬樹の熱いラブコールのもと、女優・モデルとして活躍し、『ツナグ』(2012/平川雄一朗監督)『偉大なる、しゅららぼん』(2014/水落豊監督)、そして待機作にヒロインとして出演する『天の茶助』(2015/SABU監督)などの話題作への出演で注目度急上昇中のホリプロ所属の、大野いとがヒロインに大抜擢された。

メガホンを撮ったのは、『初雪の恋 ヴァージン・スノー』(2007)『愛の言葉』(2014)などで男女のピュアな恋愛模様を繊細に描いたハン・サンヒ監督。本作でも原作の繊細な描写と深雪に降りかかる事件というサスペンス要素のコラボレーションをディテールの細かな演出で描ききる映像に期待が集まっている。

撮影現場では、主人公のテオ(チャンソン)が、感情的に深雪(大野)を抱きしめるシーンなどを撮影。緊張感が漂うスタジオの現場で、監督のアドバイスのもと念入りに打ち合わせ。何度も同じシーンを繰り返し、役に入り込んで集中している2人の姿があった。

撮影の合間を縫って、スタジオ近くの公園で囲み会見が行われた。
春の気配がする晴天の日曜の公園に、緊張から一瞬解き放たれたカジュアルな装いに着替えたチャンソンと大野いとが、爽やかな笑顔で取材陣の前に姿を見せた。

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Q.チャンソンさんは、日本映画に初出演ということですが、撮影現場の印象は?
チャンソン:初めて撮影した時、思ったより緊張しない現場でした、監督さんも韓国人なので。(韓国との違いは?)そんなに違うところはなかったと思います。

Q.大野さんは、今回原作者の新堂先生からのラブコールを受けて出演が決まったと聞いていますが、実際に深雪という役をやってみての印象は?
大野:新堂さんに初めて会ったとき、「深雪にピッタリだと僕は思う」と言ってくださったのですが、私は信じられなくて…凄く明るい女の子だし、寂しい部分も持っている女の子で、原作を書いた方がそんな風に言ってくれて心強かったです。今日は最後の撮影日だったんですが、やってみて、結構、深雪の気持ちが分かるなという部分が沢山あったので、やって良かったなと思います。

Q.今日でクランクアップということですが、お互いの印象は?
チャンソン:大野さんは、初めて見た時から、本当に深雪らしい雰囲気がして、本当に良かったです。
大野:私も会った時に、テオだと思いました。雰囲気が凄く優しい獣医のイメージにピッタリだと思って。一緒にやっていて、すんなりテオなんだと思うことが出来ました。

Q.チャンソンさんは、猫を飼っているそうですが、獣医役をやって役に立ったことは?
チャンソン:もともと、動物とか猫とかが好きだったのですが、今回獣医役をやるにあたって、自然に動物に近づいていけたりすることが出来て、猫を飼ってたことが役に立ったと思います。

Q.一緒のシーンで印象に残っているエピソードは?
大野:公園のシーンを3日間撮ったんですけど、深刻で葛藤が大きいシーンも多かったので、印象に残ってます。
チャンソン:そういうことだけ?話したりしたことは?「ご飯食べた?」とか「寝れた?」とか(笑)
大野:私は凄く寝たんですけど、チャンソンさんは凄く寝れてない?クマが深くなってるようで大変なんだなと思いました。

チャンソン:印象に残っているシーンは、さっき撮影したシーンじゃないかと思います。シナリオの中の深雪がそのまま生きているようで、撮影の時も記憶に残っていて、凄く感情移入がしやすかったと思います。

Q.先ほどの抱きしめるシーンの撮影について監督から受けたアドバイスは?

チャンソン:感情的にテオが深雪を抱きしめているというシーンで、監督から、もっと自然な表現に近づくために、ただ抱きしめるよりも、それより前のところで我慢して、気持ちを抑えている方が、深雪の気持ちもよく表れていいのではないか?という話をして、そうしてました。

―大野さんは、どうでしたか?
大野:ちゃんと私の腕を持って、抱きしめてくれる時と、触れてるか触れてないか分からない時の感触だと、気持ちも全然違ってきました。強く抱きしめられていると、凄く安心感があって、やっとここまできたんだというような嬉しい気持ちがあるんですけど、軽く触れられているのか分からないくらいだと、凄く不安な気持ちが大きく沸いてきたので、監督の意図がそこに現れてるんじゃないかなと思いました。監督は凄く日本語が上手だったので、本当に安心しました。でも、何を言ってるか分からないときが…「カルカ…?」とか言ってませんでしたか?
チャンソン:(監督は)好きな言葉がちょっとあります。
大野:「ポコする、ポコする」ってよく言ってるのですが、私にはいまだによく分からないですけど…(笑)
チャンソン:そういう言い方があります、たまに。
大野:それがたまにツボに入って楽しいです。

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Q.チャンソンさんの寝れてない理由は何ですか?
チャンソン:(しばらく考え)…エピソードを思い出しました。公園で撮影した時、スタッフの人たちがセッティングしてて、2人がちょっとだけ暇だったんですけど…(大野に)話してもいいかな?(笑)スタッフさんを見ながら、いつ始まるのかなと思って、ふと、大野さんを見たら、こうしてて(うとうと)疲れてるんだなと思って、そしてまたスタッフさん見て、大野さんを見たら、何も無かったような表情になってたんです。(笑)
大野:(びっくりして)いつですか?それ。
チャンソン:公園での最後のシーン。
大野:あ~最後のシーン。何してたんだろ?寝てた?出来るかな~と考えてたんだと思います!
チャンソン:考えてた?そうだったの?それは考えられなかったです(笑)あと、セリフを思い出しました。僕を見て「(寝てたの)バレた?」って(笑)
大野:私、言ってました!(笑)
チャンソン:(言ってしまって)ごめんね~
大野:全然いいです(笑)
―その姿は可愛かったですか?
チャンソン:そうですね。本当に魅力的です。
大野:嬉しい、寝て良かったです(笑)

Q.撮影前はどうでしたか?
大野:撮影前にマネージャーさんも含めて食事をしたんですけど、初めて会った日にプレゼントをいただいたので、「お返ししたいね」とマネジャーさんと相談して、要らないと思いましたが、私のカレンダーと手紙をあげました。
チャンソン:本当に嬉しかったです。
―韓国語で書いたんですか?
大野:名前だけですが間違ってしまいました。本当に申し訳ないんです…
チャンソン:「チャンソン」が「チャンサン」になってました(笑)

Q.普段、2PMは野獣系ですが、役柄は、まったくそうではない役ですが、難しくなかったですか?
チャンソン:普通でも野獣らしくはないので、自分とテオが似てるところもありますので。

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Q.最後に映画の見どころをお願いします。
大野:テオと深雪の距離感が、引っ付いたり離れたりして、最後は面白いラストになってるので、そこに注目しながら見てもらえると、観終わった時に面白かったと思ってもらえると思います。

チャンソン:この映画は、先ほど言ったように、引っ付いたり離れたりするような形で、作品の中で男性の主人公と女性の主人公が半分以上会えずにいるという、とても珍しい映画なんじゃないかと思います。離れている時に、お互いを愛しく思ったりするところがポイントで、お互いを思う観点も違っていたりするのが積もり積もって、最後に凄い面白い映画になっていると思います。

爽やかでほのぼのとした雰囲気の囲み会見となった2人の待望の主演映画「忘れ雪」は、今秋公開予定となっている。

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作品あらすじとチャンソン(テオ役)・大野いと(深雪役)のコメントはこちら

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映画タイトル『忘れ雪』

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オフィシャル1

■出演/チャンソン (2PM)、大野いと、他
■原作/新堂冬樹「忘れ雪」(角川書店)
■監督/ハン・サンヒ(『初雪の恋 ヴァージン・スノー』『愛の言葉』)
■制作協力/エクセレントフィルムズ
■製作総指揮/宮崎恭一
■公式サイト http://wasureyuki.com/
2015年秋 公開予定




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