キム・ヒョンジュン(リダ)ファンのサプライズに涙! 全国ツアー“GEMINI” ファイナル公演 取材レポート!

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ツアーの様子がスライドで映し出されると、幻想的なパイプオルガンの音色のなか、グレーのスーツを着たヒョンジュンが、『Your Story』を歌いながらステージ中央奥に姿を見せた。ヒョンジュンが立つ場所が、徐々に上へとせり上がってき、最後に「♪離さないよ~」と歌うと会場から大歓声が沸いた。

「今日は、なぜか1曲1曲に真心を込めて、歌っている時も、何か語り掛けているような気持ちになりました」と語り、突然「今日は最後の公演です、ペンライトを下してください」と言い出した。客席が一斉に真っ暗になると、これにも驚き「急に静寂になりました…本当にリハーサルしたんじゃないですか?(笑)」と不思議そうに語った。すると「携帯を出してください。この歌を皆さんのために歌いたいです」と、なんと次の曲の間、撮影OKということに!「この『僕が生きているのは』という曲は、僕が今まで歌ってきた理由、そして、歌えてきた理由、それはまさに皆さんがいてくれたからだと思います。この歌だけは皆さんが永遠に大切にしまっておけるように1曲くらいは映像を撮ることを許可したいと思います。この歌はどの歌よりも胸にジーンと迫るものがあると思います」と語り、幻のドラマとなった『都市征伐』の挿入歌『僕が生きているのは』を歌い出した。ファンは携帯やスマホを掲げ、大切な今日の思い出として閉じ込めた。一曲全て撮影が一般に許可されるのは、普段は、なかなかないこと。彼の寛大さにファンからは沢山の「ありがとう!」との声が送られた。「歌詞の中で“涙が語ってくれます”という部分が胸にジーンときました」と語り、再び「ペンライトを上げて点けてください。せーの!」と言うと、一斉に色が点く様子に、またまた不思議がるヒョンジュンだった。

キスの振り付けが可愛らしい印象の日本ソロデビューシングル、『Kiss Kiss』について、「いつまで歌おうか悩んでます(笑)自分でやっていて恥ずかしいです。24~6歳くらいまでは僕に合ってる曲だなと思っていたのですが、数えで30歳で歌うとなると…(笑)」と恥ずかしそうに語ると、その『Kiss Kiss』では、カラフルに点滅するペンライトとファンの掛け声が響き、キスの振り付けでファンを喜ばせた。
次にトロッコに乗り込み、2階客席に自ら足を踏み入れたヒョンジュン。スタッフにガードされながらも熱狂するファンの間を自由に駆け抜け、『Lucky Guy』では、会場中をどんどん移動する姿にファンは大興奮!曲の一番盛り上がる部分では、ヒョンジュンに向かって、ファンが一斉にペンライトを振る一体感は見事な光景。「今日は、2階、3階の皆さんにもご挨拶できました。どうでしたか?」に、ファンも「ありがとう」と大満足。

SS501のバラード曲『Let Me Be The One』では、ファンにマイクを向け一緒に歌い、「暑いですね~いっそのこと全部脱いじゃえって?いっそストリッパーになれば喜んでくれたかな?」「まだ可愛いのが似合う年ですから。でもキヨミはもうやりません~(笑)」と、おどけると、「今度歌う曲は皆さんが好きな曲です」と『PLEASE』では軽快なダンスパフォーマンスで会場を沸かせた。

「今まで感謝したいと思える方たちが本当に沢山います。まず、家族、ファンの皆さん、愛するスタッフ、友達、知人。今回こんな風に大きな声援をいただけたのは、もちろん皆さんがいてくれたのは当然ですが、事務所、会社の皆さんも同じです。日本でツアーをしながら感謝をすべき人たちのために手紙を書きました」と語り出した。

「『HEAT』を作ってくださったB’zのお二人に手紙を書きました。公演に来てくれませんか?と聞いたらL.Aにいらっしゃるということで…。でもありがたいことにマネージャーの方や会社の方が来てくださいました。順位は重要ではありませんが、おかげ様でオリコンチャート1位をいただいた曲です。B’zさんのために、僕たちは『HEAT』でどれほど盛り上がれるか、底力を見せましょう!」に会場も大歓声!「ありがとうございます、B’zさん、聞いてくださいHEAT!」と紹介。ステージに何度も吹き出る炎の熱気が会場全体に伝わり、ファンにマイクを向けながら感謝を込めて『HEAT』を力強く歌った。最後に「ありがとう!」と叫び、その勢いのまま『Good Bye』へ。
「皆さんも僕と一緒に感謝と情熱を伝えてくださったと思います。あらためてお礼を言いたいと思います。これまでいい曲を提供してくださったすべての作曲家の皆さん、そしてマネージャーさんまで来てくださったB’zさんにも心から感謝しています。ありがとうございます」とあらためて感謝した。

「ここで本当に最後の曲です」にファンの惜しむ声「今日は本当にいつも以上に時間が早く過ぎていきますね。でも最後じゃありませんからね。少しだけ長い時間会えないだけです。これ以上長い話は必要ないと思います。ずっと話していたら、胸が詰まってしまって歌えなくなりそうですね…本当にありがとうございました。最後の曲です。みんなのために歌います」とSS501の『星空』をそっと歌い出すとファンも一緒に歌い出した。気持ちを込めて丁寧に歌うヒョンジュンの目は潤んでいるように見え、歌い終えると「皆さん、本当にありがとうございました」とステージを去る姿に大歓声が響いた。

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