キム・ヒョンジュン(リダ)ファンのサプライズに涙! 全国ツアー“GEMINI” ファイナル公演 取材レポート!

2015年1月27日から慣行されていたキム・ヒョンジュン(リダ)の4度目となるソロ全国ツアー『KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2015“GEMINI”』の追加公演が、幕張イベントホールにて2015年2月18日(水)、19日(木)、20日(金)に行われ、11都市15公演目、約5万5千人を動員した。感動のツアー最終日2月20日(金)の様子をお届けします。

キム・ヒョンジュン

ツアー追加公演最終日は、ファンクラブHENECIA JAPAN限定で行われ、入隊前最後の日本でのライブになるということで、客席は3階までペンライトのグリーンで埋め尽くされ、開演前から一段とファンの熱気が溢れていた。

生バンドのロックなオープニング後、ステージに炎が吹き出すと、黒髪、白シャツに黒ネクタイ、黒地に白のストライプのパンツ、濃紺のロングジャケットを着たキム・ヒョンジュン(リダ)がステージ上に登場。会場は一斉に総立ちになり大歓声に包まれた。『Break Dawn』でパワフルに幕を開けると「皆さん、最後だから盛り上がっていきましょう!」と叫び、『Unbreakable』『TONIGHT』と立て続けにロックナンバーを披露し、会場を一気に熱くさせた。

「もう3曲ではなくイントロを含めると4曲終わりましたね。何かひとつずつ見送るような気持ちです…僕がそんな気持ちだということです。皆さんはCDを聞いていただければいいですからね。(笑)今日は、2階、3階の皆さん一人一人に会いに行きますからね」と、1階対2・3階でリアクション対決。「せーの!」の合図に「リダ~!」と大声で対決したところで次の曲『TIMING』へ。
昨年日本でリリースした4枚目のシングル『HOT SUN』では、ロック調の速いリズムに合わせて拳を振るファン。「せっかくスタンドアップしたのでもう1曲!いきましょう。この後は静かな曲になるので、この1曲にエネルギーを注いでください!」と『B .I.N.G.O』では、ファンと掛け声を合わせて会場は大熱狂!

「お疲れ様でした~」とひと息つくと、沢山の「リダ~」という声援に「今日のファンの皆さんは、何かを心に決めてきたような感じがするのですが、僕も、今日は心に決めてきました。いつの間にか幕張3回目の最後を迎える日になりましたね…」会場の男性ファンからも野太い声援が聞こえると「今日も来てくださいました。僕の数少ない男性のファンの方(笑)」と嬉しそうに語った。

「皆さんにとっては、特別に切なく聞こえる歌だと思います。まだ公演序盤ですから泣かないでくださいね」と前置きし、『君だけを消せなくて』を切なく歌うと、「一番HOTな新曲です。皆さんがこの歌を聴いて2年間待ってくださると思っています」と今月リリースしたばかりのニューアルバムリード曲『今でも』を披露した。

いつもはグリーン一色のペンライトだが、今日のファンが持つペンライトは、特別に会場の操作によって色が自動に変わるため、「皆さんはカラーが変わるペンライトを持っているんですね。とても綺麗です。感動しました。他の歌手のゲストに来た気分です。(笑)普段見ている色ではなかったので…」「そのペンライトは何色あるんですか?(と色が変わる度に数え出し)1、2、3、4…どうやってこんなに大勢の方が一斉に色を変えられるの??本当に見事です。約束したかのように凄いですね。僕がリハーサルする前にみんなでリハーサルしたんですか?(笑)」とファンが練習して色を変えているのかと不思議そうに話すヒョンジュン。
「皆さん本当に感謝しています。皆さんの声援がずっと長く心に残ると思います。次の曲は皆さんに捧げる告白の歌です」と『僕は君のもの』では、最後に「♪愛してほしい ともに生きよう 君のものだよ~」と甘い歌声に会場は悲鳴の渦へ。

「この10年間、キム・ヒョンジュンという一人の人間を見守ってくださいました。いたらない僕に沢山の愛をくださいました。そんなことを思うと胸の中が複雑な気持ちになります。未熟な人間がこれほど多くの愛をいただいたということは本当に幸せなことだと思います。生まれつき何かを持っている人間ではありませんが、皆さんからこんなに愛される僕というのは、愛されるために生まれてきたのかなと思います。僕がこの世に生まれて、一番自信の持てるものがあります。それは、歌を歌えることではなくて、演技をするということではなくて、天から与えていただいた運として、いい人たちに出会える運に恵まれていることだと思います。いい家族、いい友達、いいスタッフ、そして素晴らしいファンの皆さんと巡り会えて、30年間の3分の1を過ごせたんだと思います。大切な全てのファンの皆さん、家族、スタッフの皆さんのために、この歌を歌います」と語ると、このドラマ出演によって一躍人気を不動のものにした『花より男子~Boys Over Flowers』の挿入歌『僕の頭が悪くて』をアコースティックギターの演奏で歌い出した。自然とファンも一緒に歌うと、途中からギターを持って歌うヒョンジュン。徐々にバンド音も重なって歌声は大きく会場に響き渡った。

キム・ヒョンジュン2

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