イ・ジュンギ アジアツアー日本公演「Together」in 横浜初日 取材レポート&セトリ情報!

最新主演ドラマ『朝鮮ガンマン』も大好評のうちに終了し、11月21日に発売した最新アルバム『EXHALE』がオリコンチャートで2位に輝くなど、日本でも絶大な人気を誇っているイ・ジュンギが、11月29日(土)より横浜、大阪、名古屋にて、アジアツアー日本公演「Together」を開催。大熱狂で始まった初日のパシフィコ横浜国立ホールでの様子をお届けします。

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5,000人の超満員の会場。開始前から熱気で溢れる中、ダンサーによるダンスパフォーマンスのオープニングのあと、サングラスと黒いスーツに身をまとったイ・ジュンギが、ステージの下からせり上がると会場は大熱狂の渦!『LOVE FRAME』でスピード感溢れるパワフルなステージで幕を開けた。「ヨコハマ~!」と叫ぶと銀テープが舞い、ファンと言葉を掛け合いながら『Closer』で軽快なダンスで披露した。

「皆さん本当にお久しぶりですね、会いたかったですか~?」とファンの大歓声に、「楽しむ準備は出来てますか?初めての横浜公演で、なんでこんなに声が小さいんですか~?声が小さいと今日のプログラムは半分にしますよ~!」の言葉に「アンデ~!」と絶叫するファン。「アンデ~じゃなくダメヨ~ダメダメ!(笑)」と会場を沸かせた。「次の曲はみんなの好きな曲です」と『一言だけ』では、客席にマイクを向けながら歌い、ステージ上に炎が何度も燃え上がる演出でさらにヒートアップ!

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スクリーンには、アルバムのジャケットを楽しそうに撮影するムードメーカーのジュンギの映像が流れた。すると爽やかな白いTシャツにジャケットを羽織ってステージに登場したジュンギ。アルバム収録曲のバラード『FOR A WHILE』をしっとり聞かせ一旦ステージを後にした。

今日のリハーサルを入念にやっていたと、本人にまだ会っていないというMCの古家正亨がステージに一人登場。「“オッパ”と呼ばれるのが好き」というジュンギに、会場みんなで「ジュンギオッパ~!」と呼び掛け、再びジュンギがステージに登場!

「ツアータイトル『Together』はどんな思いで名付けたのですか?」と聞かれると「一昨年のアルバムのタイトルでもあり、アルバムを出す前からずっとツアータイトルを『Together』にしたかったんです。最近日本の公演の盛り上がりのレベルが上がっているので、“ついにこのタイトルを付ける時が来た!”ということで名付けました。気に入りましたか?」と会場に問いかけると大歓声!
空港でのファンの歓迎に対して、「空港には朝早く来たのですが、早くから温かく迎えてくれて、1人1人挨拶が出来ずに申し訳ないと思っています。心から感謝しています」と答えたジュンギは、通訳中もファンに手を振ったり愛嬌を振りまくと「時間を無駄にしないですね~」と言われ笑いが溢れ、「汗で白いTシャツが透けて見えます」と言われると大きな悲鳴が。また、アルバムがオリコン2位になったことについては「ありがとう!」と投げキスをして「本当に皆さんのおかげです」「ファンの方が毎日SNSでチャートを送ってくれるんです」とファンに感謝を伝えた。

「アルバムへのこだわりは?」と聞かれると「今まで挑戦したい曲にチャレンジできたアルバム。僕が好きな曲、好きなジャンル、よく聞く歌などを皆さんに聞かせたいと思ってそんな曲を選びました。24時間、毎日毎日聞いて下さい~皆さんどうですか?」に会場のペンライトが一斉にピカピカと光り、驚くジュンギ。

ドラマ『朝鮮ガンマン』について、撮影の舞台裏の映像を公開。アクションシーンが多いため怪我について聞かれると「アクションは、やればやるほど怪我しなくなるんです。ゆとりが出てきて、相手の俳優さんとの呼吸を合わせることが出来て、アクションも遊びながらやっている感じで、楽しくて疲れることがないんです」と楽しく撮影出来たことを語った。そこへ客席のファンからおもちゃの拳銃を借りてきたジュンギ。狙い撃ちするポーズにファンは熱い悲鳴。さらに「みなさん…オレが撃ってやるよ。愛してる!」とカメラに向かってキスを投げる“愛の大砲”にハートを撃ち抜かれたファンは大熱狂!

また、新作の中国映画が決定。12月末から準備が始まり、1月末から撮影開始の予定とのことで、「中国の上海、イタリアでロケをし、ラブロマンスで切なく悲しいラブストーリー。見る人の心を温かく、気持ちをキュンと癒してくれるのでお楽しみに。応援してください」とアピールした。

<ゲームコーナー>では『みんな一緒にHappy Together』と題して、ドラマ『朝鮮ガンマン』で会場から韓服が最も似合う人を選ぶというもの。まずジュンギが出す条件は、「スカートを履いてる人」「帽子を被ってる人」「年齢が50歳以上の人」「ロングヘアの人」。さらにジャンケンで1人に絞られ勝利者がステージへ登壇し、波止場での別れのシーンをジュンギと再現することに。「私を忘れないで」と追いかけ、羅針盤の代わりに鶏のぬいぐるみ?を手に持ち、最後に鶏の鳴き声で会場は大爆笑へ。記念に2ショット写真撮影も行われ、「いつかはみんなと演技してみたいです」と言ってファンを喜ばせた。さらに抽選で3名に、CDにサインを書いてプレゼント。また、会場ではフォトタイムの時間を設け、ジュンギを思い思いにカメラに収めた。

もうひとつプレゼントとして、毎年ファンを楽しませてくれる大親友で一緒にアルバム制作をしたギタリスト、ユ・スンチョル氏をステージに招いた。「3カ月間、一緒にライブの練習をしたけど、ダンスが全然だめでした」と笑わせ、“一緒に音楽を届けよう”とステージに駆け付けた。「アルバム制作の時は、ツアーの話はなかったが、呼んでもらったので新曲を持って来ました」と言うと「これこそサプライズ!じらす男なんだよ(笑)」と嬉しそうなジュンギ。

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スンチョルのギターでJason Mraz(ジェイソン・ムラーズ)の優しいレゲエ風の『im your』を2人でセッション。ジュンギは「最近はポップソングを楽しんでる。32歳だけど、ダンス、バラード、POPS、ラップも出来て…」「あとはなに?セクシー?」に会場は悲鳴。『GEEP IN THE PINK(Jason Mraz)』では、ラップやダンスで楽しむ2人は、ファンも一緒に歌う姿に「SNSで練習風景の映像を見せているだけなのに、なぜみんな歌えるの?」「僕たちは何週間も練習したのに(笑)」と不思議そうに語った。ここでスンチョルはMichael Buble(マイケル・ブーブレ)のバラード曲『HOME』をしっとりと披露し、大きな拍手に包まれると「SNSで沢山のメッセージをくれました。このようなステージの機会があり嬉しいです」と大親友とステージに立てる喜びを語った。

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暗転し、赤系のコートを羽織ったジュンギがダンサーと共に登場。『BRING DA BEAT』『MALADY』で、スンチョルと共に華麗なダンスナンバーを披露した。すると、スクリーンにはジュンギにそっくりなニュースキャスターと特派員が現れ、ステージ上のジュンギと中継で、ツアーの様子をコミカルに紹介した。ジュンギそっくりな特派員からの「ファンはジュンギの何が好きだと思う?」との質問に「かっこいい?多才な能力?キスしたいと思わせる唇?(笑)いつも演技に対する情熱を一番高く評価しているのでは?」と自己分析。「今後の活動計画は?」には「中国映画を撮って、来年上半期に韓国でドラマか映画を1本撮りたい。可能であればいつか日本でも作品を撮りたい」と意欲を語った。

米米クラブの『君がいるだけで』をファンと一緒に歌うと「皆さんがいるだけで心が強くなるよ」と語り掛け、『Tonight』『惜しみなく与える木』ではパワフルなダンスでファンを魅了した。
汗だくになり、ステージに座り込んで水を飲むと、「楽しかったですね?」に大きな歓声で応えるファン。「時間、戻りたいけど戻れないね。最後です~みなさん!」に惜しむ声。「アジアツアー、日本での初公演の横浜、皆さんのおかげで本当に楽しく過ごすことが出来ました!」とファンに感謝し「ツアータイトルは何ですか?(ファン「Together!」)一緒に歌ってくださいTogether!」と『Together』では最高潮の大盛り上がりを見せた。

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さらにアンコールでは、ダメージジーンズのカジュアルな衣装で登場し、『Born again+J style(リミックス)』で激しいダンスを見せた。ステージには何度も炎が飛び出し「叫べー!」に、ひと際大きな歓声のファンを見て「よーし!」と満足気なジュンギ。『High technology』ではジャンプの連続でさらにハイテンション。ラストは再びツアータイトル『Together』で会場一体のステージとなった。
最後は一緒に盛り上げてくれたスタッフ、そしてファンに感謝の拍手をして「イ・ジュンギでした!」と会場を見渡し、ファンの熱い声援に嬉しそうな笑顔で投げキスを返した。俳優のみならず、歌にダンスに多彩な才能で魅了しファンを楽しませてくれたイ・ジュンギ。ツアー初日を大盛況で終え、今後の更なる活動に注目していきたい!

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【セットリスト】
LEE JOON GI ASIA TOUR<TOGETHER>

2014.11.29(土)@パシフィコ横浜

1.LOST FRAME
2.Closer
3.一言だけ
4.FOR A WHILE
5.im your(Jason Mraz)
6.GEEP IN THE PINK(Jason Mraz)
7.BRING DA BEAT
8.MA LADY
9.君がいるだけで
10.TONIGHT
11.惜しみなく与える木
12.Together
(アンコール)
13.Born again+J style(リミックス)
14.High technology
15.Together




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