韓国映画「悪魔は誰だ」9月13日に日本公開!「殺人の追憶」「チェイサー」に続く韓国映画史にその名を刻む衝撃作

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悪魔は誰だ
「殺人の追憶」「チェイサー」に続き韓国映画史にその名を刻む衝撃作「悪魔は誰だ」が、9月13日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開となる。

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2010年キネマ旬報ベストテン外国映画1位を獲得した「息もできない」を始め、「母なる証明」(09)「チェイサー」(08)「殺人の追憶」(03)など、日本国内において韓国映画は、単なるサスペンスやスリラーの枠を超え、社会や人間の闇を深くえぐった骨太な作品として高い評価を受けてきた。特に実在の“華城連続殺人事件”を基にした「殺人の追憶」は、韓国史上初の連続殺人事件を描き、世界に衝撃を与るとともに、時効についての問題意識を高める役割を果たしたと言えるだろう。

本作「悪魔は誰だ」は、「殺人の追憶」等と同様に時効を迎えた未解決事件をテーマにしているが、完全なるフィクションであり、事件はラストに一旦の収束を見せる。そして実在の事件が基では描き切ることのできなかった、遺族と犯人が長年胸に秘めていたものを、衝撃の結末と共に見る者に訴えかけてくるのである。

主演は「韓国歌謡界の女王」として君臨しながら女優としても活躍するオム・ジョンファ。本作で娘を失った母を演じ、大鐘賞の主演女優賞を受賞。名実ともに韓国最高の女優となった。そして事件を追う刑事チョンホ役にはキム・サンギョン。「殺人の追憶」でソン・ガンホの相棒の刑事役を演じて以来、数々の同様のオファーを受けたが興味が沸かなかったという彼が脚本に惚れ込み、10年の歳月を経て再び刑事役に挑んだ。韓国では初登場第2位、観客動員数200万人のヒットを記録した衝撃作が、ついに日本に上陸する。

悪魔は誰だ_1
悪魔は誰だ
時効を迎えた幼女誘拐事件。
15年の時を経て、悪夢が再び蘇る!!
幼女が誘拐され死亡した、15年前の事件。
警察の懸命な捜査も虚しく、事件は時効が成立。
そして、同一の犯行手口で再び誘拐事件が発生。
犯人を探しさまよう母親。一連の事件を追う刑事。
果たして、悪に魂を売った犯人は一体誰なのか?!
「殺人の追憶」「チェイサー」に続き
韓国映画史にその名を刻む衝撃作。
この映画の結末は、誰にも予測できない。

■出演
オム・ジョンファ「私のちいさなピアニスト」
キム・サンギョン「殺人の追憶」「ザ・タワー 超高層ビル大火災」
ソン・ヨンチャン「悪いやつら」「アジョシ」
チョ・ヒボン/ユ・スンモク/チョン・ヘギュン

■スタッフ
監督・脚本:ジョン・グンソプ/撮影:イ・ジョンヨル/音楽:アン・ヒョンジン

2013年/韓国映画/韓国語/120分/16:9ビスタ/カラー/原題:MONTAGE
配給:アルバトロス・フィルム/ミッドシップ
©2013 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & MIIN PICTURES Co., Ltd. All Rights Reserved

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■「悪魔は誰だ」あらすじ
15年前の誘拐事件で、幼い娘を失ったハギョン(オム・ジョンファ)。事件の担当刑事チョンホ(キム・サンギョン)は、事件が公訴時効を迎えるにあたりハギョンのもとを訪ねる。しかし、犯人逮捕を願いながら長年に渡り情報を集めていたハギョンは、やりきれない怒りをチョンホにぶつける。そして、時効まで残り5日と迫った日に事件現場を訪れたチョンホは、そこに手向けられた1輪の花を見つける。事件現場の監視カメラを調べると、深夜に何者かが花を置く姿が写っていた。チョンホは、それらの手掛かりを元に捜査を再開。時効まであと数時間のところで犯人を視界に捕えるが、追跡も及ばず再び取り逃してしまう。結局事件は時効を迎え、責任を感じ刑事を辞めたチョンホだったが、時を同じくして新たな誘拐事件が発生。その犯行の手口は、15年前のものと全く同じであった…。

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■「悪魔は誰だ」イントロダクション
2010年キネマ旬報ベストテン外国映画1位を獲得した「息もできない」、2009年2位「母なる証明」、そして2004年2位「殺人の追憶」。日本国内において韓国映画は、サスペンスやスリラーの枠を超える骨太な作品が高い評価を受けてきた。特に、実在の“華城連続殺人事件”を基にした「殺人の追憶」は、事件当時の1980年代、軍事政権のもと民主化運動に揺れる韓国国内の混沌とした時代を背景に、韓国史上初の連続殺人事件を描き世界に衝撃を与えた。韓国近現代史における深い闇を、映画を通して世界に訴えたのである。そしてその系譜は、“華城連続殺人事件”と共に韓国三大未解決事件といわれる“イ・ヒョンホ誘拐殺人事件” “カエル少年事件”を基にそれぞれ映画化した「あいつの声」「カエル少年失踪殺人事件」、そして“ソウル20人連続殺人事件”を基にした「チェイサー」へと受け継がれていく。韓国では、殺人罪の公訴時効が2007年に15年から25年へと延長されたが、さらに公訴時効撤廃へと向かったのは、「トガニ 幼き瞳の告発」の公開により、障害を持つ女性や13歳未満の女子への性的虐待に対する公訴時効を撤廃した「トガニ法」が制定されたのと同様、既に時効が成立した三大未解決事件の実体が映画を通して国民に認識されたことが要因のひとつと言っても過言では無い。

そして、本作「悪魔は誰だ」は、「殺人の追憶」等と同様に時効を迎えた未解決事件を扱いながらも、事件はラストに一旦の収束をみせている。これは、実在の事件を基にした「殺人の追憶」等とは異なり、あくまでフィクションで作り上げられた映画であるというが理由のひとつである。しかし、本作を観る上で最も重要なことは事件の内容ではなく、愛する者を失った遺族の悲しみには時効が無いということ、そしてその対比として描かれる、時効を迎えた犯人の心情である。「悪魔は誰だ」は、「殺人の追憶」等の系譜を強く受け継ぎながらも、実在の事件が基では描き切ることができなかった、遺族と犯人が長年の間胸の内に秘めていたものを、衝撃の結末と共に観る者に訴えかけてくる。
本作で、幼い娘を失う母親ハギョンを演じるのは、オム・ジョンファ。韓国のミュージックシーンで「韓国歌謡界の女王」として君臨しながら、女優業でも活躍をみせていたオムは、本作で韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞映画祭の主演女優賞を受賞。名実ともに、韓国最高の女優となった。そして、事件を追う刑事チョンホ役にはキム・サンギョン。キムは、「殺人の追憶」でソン・ガンホ扮する刑事の相棒役として出演。その演技に対する評価も高まり、その後数々の刑事役のオファーを受けるが、あまり興味が湧かなかったという。そんなキムが脚本に惚れ込み、10年の歳月を経て本作で再び刑事役へと挑む。

「悪魔は誰だ」は、韓国で劇場公開初登場2位を記録。そして観客動員数200万人突破の大ヒットとなった。

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■「悪魔は誰だ」プロダクションノート
蚕室(チャムシル)野球場※のナイターよりも、多くの照明を投入した撮影 —東江(トンガン)一帯
「15年の歳月を語る事件の道」は、犯人・被害者の母親・刑事にとって全ての事件が始まった場所である。また、映画全体のスケールを体現出来る場所でなければならない。その為、プリプロダクションの段階で最初にロケ地を探したのは、その舞台となり得る場所だった。川の横に車道があり、電柱が無く、威圧的な崖があるという厳しい条件を全て兼ね備えた最適の場所を見つける為に、制作陣は1週間全国を巡った。そして、最終的に選択した場所が、まさに東江一帯であった。シナリオから飛び出して来たかのように全ての条件が正確に合致し、韓国の川の中でも唯一無二の力強さを誇る、東江の自然の景色は最高だった。しかし、夜に訪れたその道は街灯が1つも無い暗闇だったので、夜の撮影には膨大な追加装備と人材を必要とした。合計6日間の撮影に投入された撮影装置だけでも、想像を絶する規模である。40台のワイヤークレーン、設置に3人を必要とする国内に30台しかない大型照明、そして200台の照明器具。3.5tトラック3台分の照明が設置されている蚕室野球場のナイターよりも、大量の照明が投入された。圧倒的なスケールの撮影装置と20人余りの照明チーム、そして美しい自然の景色との調和によって、「悪魔は誰だ」の最高のハイライトシーンが誕生した。
※1988年ソウルオリンピックの野球競技の会場となった野球場

3階建てのランドマークの設置 −仁川(インチョン)ソンウォル市場
映画の序盤の緊張感と、キム・サンギョンとオム・ジョンファの切迫した状況を劇的に見せてくれる重要な場面の一つが、市場での追撃戦だ。この場面の為に、制作陣は京畿(キョンギ)・江原(カンウォン)の2つの市場を見て回った。しかし、市場では人の流れが多く、撮影に適した場所が見つからなかった。そのような状況の中、制作陣は仁川のソンウォル市場に目を付けた。ソンウォル市場はチャイナタウン付近に位置し、近々撤去を控え実際は運営されていなかった為、交渉は一気に進んだ。ここを活気ある市場にする為に、3つの移動市場を組み合わせ、本格的な撮影準備に入った。市場の中央には、クレーンを使って3階建てのランドマークを設置。しかし、この過程で警察からランドマークの移動を要求され、製作陣は常に人員を待機させていつでも移動できるような状態を保ち、警察を説得にあたった。このような困難の中、実際の商人たちと150人余りのエキストラを投入。撮影現場を実際の市場と勘違いした近所の住民が、市場に訪れるというハプニングまで起こった。このような多くの支援によって、リアリティ溢れる追撃戦を撮影することが出来た。

韓国映画史上初の試みとなる、龍山(ヨンサン)駅での追撃戦 −釜山(プサン)駅
ソンウォル市場での追撃戦と並び、韓国映画史で語り継がれるであろう、白熱のシーンが誕生した。15年後に再び出会ったチョンホと犯人が駅で繰り広げる、息を呑む追撃戦だ。韓国映画史上初の試みとなる、駅のプラットホームの全面封鎖と、実際に列車が運行する中での緊張感100%のアクションシーンは、韓国映画史の中でも一線を画す名場面となった。しかし、このシーンの撮影も簡単にはいかなかった。映画の中では龍山駅としているが、実際の龍山駅は、乗客の利用を妨げることと安全上の問題で交渉が不可能となり、シナリオ自体を変更せざるを得ない危機を迎えた。しかし幸いなことに、映画の都市・釜山で釜山映像委員会の支援を受け、釜山都市鉄道慶南本部と苦労しつつ交渉することが出来た。当初、釜山都市鉄道の担当者も、撮影の話を聞いた段階では釈然としないようだったが、「悪魔は誰だ」の重厚かつ異色なストーリーと、熱い感動を伝えるシナリオに対して、快く撮影を許可してくれた。さらに、残りの撮影を無事に終えることが出来るように支援までしてくれた。そのおかげで、この追撃戦は、列車が通行中の線路を避けて、近くの整備場で安全に撮影された。
しかし、より大きな問題は別にあった。苦労して許可を得た釜山駅内部の撮影は、文字通り時間との戦いだった。列車が入ってくる時間と乗り降りする乗客の動線までは制御することが出来なかったので、撮影状況をシミュレートし細かく計画を組んだ。撮影当日は、監督、俳優、エキストラ、制作スタッフなど約300人が、15〜30分間隔で駅に入って来る列車の時刻に合わせて、プラットホームを移動しながら撮影する等、緊張感が漂う中で進行した。数百回のシミュレーションと徹底した事前準備で、「悪魔は誰だ」の名場面中の名場面、龍山駅での追撃戦の撮影を無事に終えることが出来た。

スタッフも涙したオム・ジョンファの演技と、点滴を打ちながら撮影に挑んだキム・サンギョンの執念
「悪魔は誰だ」は、韓国を代表する俳優オム・ジョンファとキム・サンギョンの熱演によって完成することができた。オム・ジョンファは、「TSUNAMI -ツナミ-」「ダンシング・クィーン」「オーロラ姫」等の作品で、幼い娘を持つ母親を演じてきた。しかし、彼女は「悪魔は誰だ」のハギョン以上に、胸の奥に痛みを秘めた母親を演じたことが無い。観客は、他の作品とは別のオム・ジョンファの母親像を見ることが出来るであろう。彼女は、15年前にひとり娘を失った母親という役柄で、女優人生最高の演技を披露した。特に、娘を目の前で失ってしまうシーンでは、気温が零下を下回る中、薄いカーディガン1枚だけで路上に座り込み、見守るスタッフでさえ泣いてしまう程の素晴らしい演技を見せた。彼女は、そのシーンの演技に入り込むが余り、監督のOKサインと共に倒れてスタッフから心配されるも、現場では拍手が鳴り止まなかった。

キム・サンギョンは、冬の大雨の中で繰り広げられる市場での追撃戦で、「殺人の追憶」では得られなかったカタルシスを観客に伝えるであろう。その撮影当日、氷点下を記録した寒さの中、キム・サンギョンは3日に渡って雨に降られながら走らなければならなかった。市場での追撃戦は、犯人と対峙したチョンホの切迫した心情を、劇的に見せてくれる重要なシーンだからである。初日の撮影が終わった後、彼の疲労は既に限界を超えていたが、彼は自分の体の状態も顧みず、決められたスケジュールの中で最高のシーンをカメラに収めようと努めた。しかし、撮影が続く中、彼の病状は良くなる兆しが見えず、彼の俳優人生で初めて点滴を打つことになり、なんとか持ち堪え残りの撮影を終えることが出来た。
このように、2人の主演俳優の熱演があったからこそ、「悪魔は誰だ」という真の映画が誕生したのである。

一流のスタッフによる、最高の映画の完成
「悪魔は誰だ」の完成度の高さは、実績のあるスタッフたちによる力が大きかったことも、伝えなければならない。プロデューサーのノ・ジェフンは、事件の目撃者は視覚障害者だったという衝撃的なスリラー「ブラインド」で、2011年夏に韓国中の話題をさらったヒットメーカーである。「仁寺洞スキャンダル 〜神の手を持つ男〜」「タチャ イカサマ師」「オールド・ボーイ」等の作品に携わったキム・ソンギュ美術監督は、「悪魔は誰だ」でも登場人物それぞれの感情を反映させながら、緊張感溢れる空間を創造した。グォン・スング武術監督は、「ブラインド」で視覚障害者と殺人犯の息を呑むようなアクションシーンをはじめ、「ベルリンファイル」「10人の泥棒たち」「哀しき獣」など韓国の名立たるアクション映画での決定的瞬間を生み出して来た。そして、「悪魔は誰だ」では韓国映画史に残る追撃戦とアクションシーンを完成させたのである。小道具監督ジン・フンは、「ブラインド」で犯人の追跡を逃れる為に使用された携帯電話や時計、「哀しき獣」で観客を恐怖に陥れた斧、「仁寺洞スキャンダル 〜神の手を持つ男〜」の高価な美術品等、様々なジャンルで印象的な小道具を用い観客の目を楽しませた。「悪魔は誰だ」でも、その感覚を遺憾なく発揮する。犯人が残した黒い傘、道に手向けられた菊の花、ハギョンの愛情が込められたベビーシューズ等の小道具で、観客に作品をさらに印象付ける役割を果たした。
映画「悪魔は誰だ」は、老若男女全てを惹き付ける最高のシナリオと、一流のスタッフによって完成したのである。


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