マロニエ公園(マロニエ・コンウォン)

マロニエ公園(マロニエ・コンウォン)
マロニエ公園は、1975年にソウル大学キャンパスの移転にともない、跡地に作られました。マロニエの木がたくさんあることから名づけられたのですが、そのマロニエの木々は、もともとソウル大学キャンパスにあったもの。現在は噴水や野外舞台、子供用の遊具などが設置されていて、気軽に楽しむことができます。週末にはさまざまな無料公園も催されています。

マロニエ公園があるのは、若さと文化の象徴、大学路(テハンノ)。大学路、という呼び方は、ここに、元々ソウル大学があったことに由来します。1975年にソウル大学は移転しましたが、そのご劇場や美術館などが次々に建てられました。いまは92の公演施設、11の美術館、4つの博物館もの文化施設を誇るまでになりました。そんな文化の街、大学路の中心部にあるのがこのマロニエ公園です。ダンスの練習をしている若者たちや、ステージで熱唱するアマチュア歌手らの熱気であふれています。屋外舞台は無料開放されているので、さまざまな展示がされていることもあります。文化芸術イベントにあふれた複合施設、それがマロニエ公園です。

マロニエ公園周辺には、おしゃれなカフェやレストランも立ち並んでいます。公園周辺を囲っている赤レンガの建物の芸術作品なんです。これは、韓国の有名な建築家、キム・スグンの作品です。また、「アルコ美術館」「アルコ芸術劇場」「芸総(イェチュン)会館」「セムト」(韓国の有名な雑誌の出版社)などの文化施設もあります。これらの建物を基盤にして大学路という文化特区が作られ、今日までマロニエ公園と共に大学路の命脈を維持しています。若さと芸術文化あふれる街、大学路の中で、マロニエ公園は、散歩途中の休息スポットになることでしょう。

 マロニエ公園(マロニエ・コンウォン)の基本情報

名称 マロニエ公園(マロニエ・コンウォン)
住所 ソウル市鍾路区(チョンノグ)東崇洞(トンスンドン)1-124
電話番号 02-731-0395
交通 地下鉄4号線恵化(ヘファ)駅2番出口から徒歩5分


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