2013年11月4日（月・祝）～11月30日（土）KAAT神奈川芸術劇場にて、韓国ミュージカル『Jack the Ripper（ジャック・ザ・リッパー）』が上演される。舞台初日となった11月4日（月・祝）には、『Jack the Ripper』初出演で6日（水）からダニエル役を務めるJun. K（2PM）を含むキャスト陣が、マスコミ向けに第二幕の公開舞台稽古を行なった。

この舞台稽古には、ダニエル役に今年ミュージカル『三銃士』で好演したJun. K（2PM）のほか、ジャック役に迫力の重低音を持つキム・ボムレ、アンダーソン役には圧巻の歌声を放つキム・ジュンヒョン、モンロー役にミュージカル界の大御所イ・ヒジョンなどが、本番さながらの迫真の演技を熱演した。

『Jack the Ripper』は、チェコミュージカルの韓国バージョンとして2009年韓国で初上演され、その高い作品性から多くのミュージカルファンに認められ、5年連続（2009～2013年）で上演されるという快挙を成し遂げた。昨年9月に行なわれた日本公演でも圧倒的な人気を誇り、チケットはSOLD OUT！約4万人の動員を誇り大盛況のうちに終え、今回、場所を横浜に移して再演される。そして初のダニエル役に挑むJun. Kからコメントが寄せられた。

≪ダニエル役のJun. Kからのコメント≫
今回はミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』のダニエル役を演じることになりました。日本でミュージカル俳優として皆さんに舞台を披露するのは今回が2回目となりますが、良い演技をお見せ出来るように頑張りたいと思います。
愛を追う役ダニエルをお楽しみください。

そのあとに行なわれた初日の本公演では、ダニエル役を完璧に演じたオム・ギジュンをはじめ、超豪華なキャスト人が迫力ある演技を披露。現在横浜で開催されている「横浜音祭り2013」の一環として行なわれることもあり、神奈川県の黒岩祐治知事と駐横浜大韓民国イ・スジョン総領事が本公演を観劇し、終演後にステージ上で挨拶とメインキャストとの記念撮影が行なわれた。

モンロー役のイ・ヒジョンは「熱いご声援をありがとうございました。美しい港町の横浜で公演をさせていただいて、とても嬉しく思っています。昨年に引き続き2回目の公演になりますが、皆さんの大きな声援が私達の大きな力となっています。開幕して35回の公演を一生懸命最善を尽くすことをお約束します。私達の韓国の情熱が、皆さんにお伝え出来るように頑張ります。」と公演への意欲を語った。

自ら日本の知事の中で一番ミュージカルが好きな知事と言う黒岩知事からは「心から感動いたしました。私も大学時代にミュージカルを演じていました。私自身がプロデュースしているミュージカルも15年間続いています。これまで、ブロードウェイから日本のミュージカルまで沢山のミュージカルを観てきましたが、今日のミュージカルは世界最高レベルです。私が言うので間違いありません！神奈川、横浜をニューヨークのブロードウェイのようにしたいと思っています。」と今日の公演を大絶賛した。

また、イ・スジョン総領事からは「『Jack the Ripper』が横浜で公演を納めたことを皆さんに感謝したいと思います。韓国のミュージカルが横浜で愛されることは、日韓交流におきましても大事な役割だと思っています。もっと日本の方に愛されることを願い、私も韓国の総領事として韓国の素晴らしいものをもっと紹介できるように頑張らせていただきます。」と日韓交流へ発展を語った。

最後に記念撮影を行ない、記念品として本日の出演者のサインが入ったポスターパネルが贈られた。

今回の公演の注目のキャスト陣には、主人公ダニエル役に、今年2月のクモ膜下出血の手術からの復帰第一作となるアン・ジェウクをはじめ、オム・ギジュン、ソンミン（SUPER JUNIOR）、チ・チャンウク、Jun. K（2PM）、ソン・スンヒョン（FTISLAND）、ジャック役にシン・ソンウ、キム・ボムレ、チョ・スンチャン、アンダーソン役は、イ・ゴンミョン、ミン・ヨンギ、キム・ジュンヒョン、パク・ソンファン、モンロー役にはイ・ヒジョン、カン・ソンジン、ポニー役にはソ・ジヨン、アン・ユジン、グロリア役には、キム・ヨンジ、J-Minと超豪華な実力派スターが集結する。