8日午前、自らの手で39年の人生の幕を閉じた元巨人投手チョ・ソンミンの告別式がソウル市城北区の高麗大学安岩病院葬儀場で執り行われた。

告別式には遺族と、チョ・ソンミンとチェ・ジンシルの間に生まれた子供であるファンヒ君とジュンヒちゃん、野球関係者などの知人らが参列した。

わずか五年の間に母親、叔父、そして父親と相次いで肉親を自殺で失うことになったファンヒ君とジュンヒちゃんは、父の葬儀の喪主を務め、気丈に弔問客を迎えるなどしその様子がより一層、参列者の涙を誘った。

チョ・ソンミンの母は憔悴し切り、悲しみのあまり自らの力では立つこともままならず親族に支えられながら嗚咽し続けた。
棺が霊柩車に乗せられると、チョ・ソンミンの母は「私のソンミン！」と泣き叫び、愛する息子を失った母の悲しみの姿は、参列者の心を痛めた。また、病のため車椅子生活を送っているチョ・ソンミンの父は静かに涙を流した。